腸内フローラと「運動不足」

腸内フローラは運動不足が大嫌い!

腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌という腸内細菌がありますが、そうした腸内細菌の集まりが、腸内フローラです。この腸内フローラのバランスを整えるのに最適なのが、「腸運動」です。腸運動をすると、悪玉菌が増殖しにくいキレイな腸内環境へと導かれます。

現代人は、腸内フローラの状態が悪化しているといわれます。その原因の一つが、運動不足。便利な世の中、移動は車、仕事もデスクワーク、帰ってもパソコンやゲームの生活の人が多いです。実は、これが、私たちの腸内環境を悪くしているのです。

腸にとって、運動不足は天敵です。運動不足は筋力を低下させますが、腹筋や腹圧が弱まると、便を外に出す「ぜん動運動」が弱くなります。すると、大腸の中に残留物が残り、悪玉菌が増殖しやすい環境になるのです。

また、運動不足になると、血流が悪化し、腸の働きが悪くなります。また、運動をしないと、栄養を体全体に送り出す必要がなくなるので、腸が仕事をサボるようになり、機能が低下します。これも、腸内フローラの悪化の原因になります。

イルチブレインヨガの腸運動は、ぜん動運動を促して排泄のはたらきを高め、大腸に溜まった便を押し出すのに役立ちます。運動不足を解消しながら、体をぽかぽか温め、腸の働きを良くします。その結果、腸内フローラも次第に整っていきます。

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